RNAとは
DNAからRNAへコピーされるステップを介してタンパク質が作成されます。RNAはタンパク質が作られる過程(翻訳)において、とても重要な役割を担っています。
タンパク質とは、ヒトの体の中で水の次に多く存在している物質で、体内の15~20%を占めています。最も多い水の割合は約60%ですのでそれを除いた約40%を全体とすると半分近くがタンパク質ということになります。
DNA からタンパク質が合成される流れのことを言います。分子生物学の基本原則とされています。DNA からDNA への複製、DNA からRNA への転写、RNA からタンパク質への翻訳この3つのステップがセントラルドグマにおける流れになります。
自己免疫疾患は、免疫系が体内の正常な組織や細胞を異物とみなし、攻撃してしまう疾患の総称です。そのため、慢性的な炎症を引き起こすことがあり、臓器や神経系にダメージを与え、病気の進行によっては生命に関わることもあります。自己免疫疾患の原因は、遺伝的要因や環境要因、感染症、ストレスなどが関与していると考えられていますが、詳細なメカニズムは未解明な部分が多いです。
唾液腺は口腔に開口する分泌腺であり、大唾液腺、小唾液腺に分類されます。三大唾液腺として、耳下腺(じかせん)、顎下腺(がっかせん)、舌下腺(ぜっかせん)が左右一対ずつ存在します。
私達の体では多くの微生物が生活しており、その数は1000兆個にもおよぶと推測されています。私達の体で共生する微生物を常在菌・常在微生物と呼ぶのですが、私達の体を作る細胞の数は37兆個と言われていますので、体をバラバラにすると微生物の方が多い計算になります。
1950年代にDNAポリメラーゼというDNAの合成を触媒する酵素が単離されました。1970年代になると制限酵素とDNAリガーゼという酵素を用いて、DNAを切り貼りできるようになりました。